卒論代行業者とは?1文字5円!?ばれるリスクは?
来週から10月に入り、大学4年生は卒論に終われる日々が始まるのではないのでしょうか。
頭を抱える厄介な事柄だと思います。僕も苦労しながらも、なんとか形にした1人です。
・・・で、ここで気になったのが、
『卒論代行業者』というものです。
ネットで、検索すると、卒論代行業者なるものを目にしました。
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謀業者のサイトには、
「卒業論文代行・卒論代行は当社にお任せください。卒業論文(卒論)を自分で書きたいけど、
提出期間に合いそうにない、事故にあって入院した、文章が下手なので誰かに手伝って欲しい、
教官から十分な指導が受けられない、日本語が良く分からない、など諸所の事情で
卒業論文(卒論)の代行・代筆を依頼したいケースは多々存在します。
そんな時には、卒業論文代行・卒論代行専門サービスの当社にご相談ください。
当社では、実績豊かな卒業論文代行・卒論代行のエキスパートがあなたに代わって
卒業論文(卒論)の作成を代行いたします。」
とあります。
日本の大学の最終課程まで行っている人が『日本語が良く分からない』ということがあるのかと、
疑問に思いましたが、注目すべきはそこじゃありませんね。
今は、こんなサービスがあるんですね。驚きました。
と、思いきや、
以前から卒論代行はあったようです。
数年前の記事によると、料金が
1文字5円で行っている卒論代行業者もあったようです。
記事中には、その業者への取材内容がありまして、就職支援の一環として卒論代行を始め、
今まで請け負った卒論代行は20件程度。依頼者から題目や文字数、納品期限の希望を聞き、
7~8冊の本を読んで構成を考え、1週間程度で仕上げるらしいです。1週間ってすごいですよね。
2万~3万字の字数で、料金は10万円台のケースが多いとのことでした。
そして、すごいのが、代筆を疑われないよう、受注の際には仕上がりのレベルについての希望も聞くようです。
「例えば、わざと『そして』などの接続詞を多くし、つたない文章に変えることもある」ということでした。
・・・丁寧な仕事です。この人は、ある意味、すごい能力があるんじゃないかと思います。
依頼は年末が多く、病気で卒論が書けない息子を卒業させようと、父親が申し込んだケースもあったようです。代行する行為について、「良い悪いという感覚はない。自分の知識が増えるのが楽しく、ニーズもあるから」
と話したとのことです。
当時、話題にはなっていたようで、グーグルも「こうした卒論代行は不正行為にあたる」とし、
卒論代行業者のネット上の広告掲載を禁止する措置に踏み切ったようですが・・・
今でも、あります! 普通にあります、広告が!
グーグル先生の取り締まりは厳しいと聞いているのですが、そうでもないのでしょうか。
イタチごっこなのかな。
路頭に迷っている、大学生にとっては、とても魅力的な話だと思います。
自分も当時者だったら、だいぶ魅かれたと思います。
けれど、甘い話にはリスクがある・・・。
世の中、だいたいそうです。
一番のリスクは、
ばれるのではないか!?
ということでしょう。
そこらへんについて、過去の知恵袋で、回答があり、それらを、まとめると、
ばれるからヤメロ!!
とのことです。
まっとうな回答です。
要は、教授側から見ると、その学生の知識レベルや文体を把握しているので、
卒論の内容をみれば分かっちゃうらしいです。あと、卒論内容について、受け答えする中で、
不自然な点があると、それでも分かるようです。
ちなみに、ばれたら法的罰則はないですが、学校側からの罰則処分があるようです。
カンニングがばれたようなものですね。
それなら、自分の知識レベルでのものに仕上げてもらい、
かつ、その内容をしっかり頭に入れ込めばいいのではないか!?
・・・なんて、当時の僕は、思うかもしれません。
けど、今は、そんなことでリスクを取る方が、精神上、良くないと思います。
最近は、STAP細胞の件もありましたし、大学側もだいぶ敏感になっているでしょうしね。
ただ、頭を抱えて追い込まれている状況では、冷静な判断は、なかなかできないのも分かります。
人間は、弱いですから。
甘い蜜の卒論代行業者・・・弱みにつけ込む商売だなぁ。
2014-09-29 01:13
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